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ガーミンスマートウォッチの使い方・おすすめ機能(VENUE2S)

2022年8月14日

ガーミンのスマートウォッチは、機能がたくさんあります。

たくさんあって便利なのですが、「こんなに機能があると、どれを使っていいかわからない」という悩みもありますよね。

そこで1年間ガーミンのスマートウォッチ(VENU2S)を使って、僕が使用している機能・使用していない機能を紹介していきます。

また、その機能の使い方、おすすめな方についてもご紹介。

※今回はVENU2Sに搭載されている機能紹介です。お手持ちのスマートウォッチが対応しているかはご確認ください。

公式サイト:https://www.garmin.co.jp/minisite/find-your-garmin/

使っている機能

光学式心拍計

一番使っている機能が心拍計です。

チェストストラップ型心拍センサーには精度は劣りますが、ガーミンの光学式心拍計はかなり高精度です。

僕がスマートウォッチを購入した一番の理由です。

経緯はレビューの時にガッツリ語っているので、詳細はこちらで。

【レビュー】ガーミンVENU2S、1年間使った感想 スマートウォッチ

続きを見る

運動のときはもちろん、日常でもよく確認しています。

寝ている時や歩いている時、仕事している時、プレゼン前で緊張している時など、状況別で心拍数を確認すると自分を客観視できて便利です。

また、オーバートレーニングや体調不良の一番の指標にもなるので重宝しています

(オーバートレーニングや体調不良時は安静時心拍が上昇する)

睡眠スコア

睡眠の質を100点満点で評価したものです。

睡眠時間や睡眠の状態(深い眠り、浅い眠り、レム睡眠、覚醒)から算出されます。

健康を語る上では欠かせない”睡眠”の状態を確認できるわけです。

つまり最強です。

「酒は2缶までなら深く眠れるな」、「寝る1時間前からスマホを止めると寝付きが良くなるな」、「寝る前にキウイを食べると睡眠の質が上がるな」などなど。

具体的にどうすれば睡眠の質が改善するか、明確にできるので便利な機能です。

点数で表示されるのでゲーム感覚で改善できるところもミソ。

タイマー

スマートウォッチと相性が良いのがタイマーです。

「ガーミンのスマートウォッチだから特別なタイマーがある」というわけではありません。

普通のタイマーです。笑

ただいつでも手元にタイマーがあると、使いたい時にすぐ使えてすごく便利なのです。

僕は集中して作業をする時や昼寝する時、筋トレの休憩時間など、毎日のように使うので重宝しています。

「スマートフォンでも良くない?」と思うかもしれませんが、そのまま無駄にスマホをいじってしまうこともあります。

また、スマートウォッチのほうがすぐに使えて手軽です。

音ではなく振動で伝えてくれるので、外で使いやすくgood

HIITワークアウト

HIITのタイマー・心拍計としても優秀です。

正直、これのためだけにスマートウォッチを買ってもいいぐらいの便利機能であります。

HIITとは高強度インターバルトレーニングといって、短い時間で激しい運動と休憩を繰り返すトレーニングです。

HIITは心拍数で運動強度を管理するのが一般的で、最大心拍数の80~90%ぐらいを目指します。

そのため、トレーニング中は目標の心拍数に達しているかを確認しなくてはいけません。

なので、トレーニング中に心拍数を測れるマートウォッチとHIITの相性は抜群です。

またHIITワークアウトでは運動の記録を残せるのはもちろん、時間や回数をカスタマイズして自分の好きなようにHIITタイマーが作れます

それと運動時と休憩時の切り替えは振動で教えてくれます

ずっと時計を見ている必要はなくHIITに集中ができるので便利です。

HIITをやる方にはぜひ使っていただきたい

スケジュール

Bluetoothで接続しているスマホのカレンダーアプリとリンクして、スケジュールが確認できます

僕は「6~11時にサイクリング」「16~17時に筋トレ」「20~21時にブログを書く」など具体的に時間と行動をスケジュール管理しています。

手元のスマートウォッチで今やるべきことが一瞬でわかるため、無駄にダラダラしてしまうことが減りました

また、タイマーのときにも言いましたが、スマホだと時間を無駄にしてしまう可能性があるのでスマートウォッチが良いのです。

ここまできっちりと使わなくても、サクッと予定が確認できるのは結構便利ですよ。

通知機能

スマホの通知が表示されます

ラインや電話、メールなどの通知がされて、その内容も見ることが出来ます。

またAndroidのスマホに限りますが、返信することも可能。

スマホの通知を手軽に確認できるので、使用頻度が高い実用的な機能です。

Move IQ

自動で運動を検出して、運動の種類や時間を記録してくれます

あまり目立たない機能ですが、自動で記録されて手間が全くかからないため便利です。

手間が全くかからないので基本的にONにしておいて良いと思います。

スマートフォン検索

スマホを探す機能です。

「スマホをどこにおいたっけ?」とスマホの行方不明に悩む方も多いと思います。

僕もたまにやってしまいます。

カバンに入っていたり、洋服の下に隠れていたり、、

この機能を使うとスマホがけたたましい音をあげて居場所を教えてくれます

使う頻度が高いわけではありませんが、スマホをなくす方には重宝する機能です。

※Bluetoothの接続範囲でないと使えません。



表示はしているけどたまに確認するもの

ここからは表示や計測はしているけども、たまに確認したり参考程度にしている機能です。

BODY BATTERY

残りの体力を数値化したものです。

心拍変動やストレスレベル、睡眠、活動レベルなどから計算されます。

見ていて面白いとは思うのですが、本当に今の自分を数値化出来ているか疑問です。

そのため、参考程度と興味本位で使用しています。

ただ、いろいろなデータから総合的に計算されるので、生活習慣の改善をこれから始めようという方にはおすすめの機能です。

ストレス

心拍変動を計測することで、日中のストレスを計測します。

心拍変動とは、1回1回の心拍の間隔が変わることです。

  • 心拍変動が大きい→毎回の心拍の間隔が変わる→リラックスしている
  • 心拍変動が小さい→毎回の心拍の間隔が変わらない→ストレスがかかっている

という感じです。

もっというと交感神経や副交感神経が関わってくるのですが、細かい話になるので今回は割愛。

ストレスが高い状態が続くと、リラックスリマインダーで知らせてくれます。

「現在ストレスが高いようです。少し深呼吸しますか?」と休憩をおすすめされます。

日常的にストレスが多い方には必須な機能です。

僕は運動しているときはストレスの値が増えるのですが、それ以外の日常ではリラックスしている状況がほとんどなので、ストレスについてはたまに確認する程度です。

呼吸数

呼吸数を計測します。

ヨガなどで呼吸を意識する方、睡眠時無呼吸症候群の方などには有用な機能です。

僕は呼吸数を意識することが殆どないため、あまり使用してません。

ステップ数

歩数を記録してくれます。

歩数と健康に関するデータは多く、健康や運動の指標に歩数を使っている方も多いと思います。

そのため、いつも着けているスマートウォッチで測れるのは便利です。

日常の運動量を増やしたい方に最適です。

僕は、自転車に乗ることが多いので、ステップ数は参考までに使っています。

上昇階数

登った階数、降りた階数を記録します。

階段を上がる行為は、かなり良い運動になります。

上昇階数を確認することで「エレベータじゃなくて階段で登ろう」という気にさせてくれるので良い機能です。

消費カロリー

安静時と運動時の消費カロリーを表示します。

日々の消費カロリーに目を向けると、食事や運動の改善を意識することになります。

そのため、生活習慣が良くなること間違いないです。

ただ、「今日は運動して消費したからケーキ食べちゃおう」なんてすると食べすぎたりするので注意。笑

週間運動量

週間の運動時間を記録します。

米国心臓協会などの保健機関が推奨している週間運動時間の最小量が150分です。

残りの週間運動量が確認できるので、目安の150分まであとどの程度運動すれば良いかがわかります

運動習慣がない方は、運動モチベーションを保つのに最強の機能です。

僕の場合は運動が完全に習慣化されていることと、ロングライドか高強度トレーニングかで大きく運動時間が変わってしまうため参考程度に使用してます。

フィットネス年齢

実年齢や毎週の活動、安静時の心拍数、BMIなどから割り出される年齢です。

身体が実年齢に対して若いか老けているかを確認できます。

このフィットネス年齢が正確に身体の年齢を表しているかは不明です。

しかし、実年齢より老けていると言われるとショックですよね?

そのため、健康改善の強いモチベーションに繋がります

自慢ですが僕はいつも実年齢より若いです。笑



使っていない機能

ここからは僕が使用していない機能です。

使えないというわけではなく、僕には合わないということです。

そのため、人によっては使える機能もあると思います。

血中酸素トラッキング

血中酸素濃度を測る機能です。

血中酸素濃度は、血液の中にどれだけ酸素があるかを表しています。

心拍数や血圧に並んで医療機関では重視される指標です。

ただこの血中酸素トラッキングですが、少し精度が悪い様に感じます。

(もちろん公式では「医療目的に使用しないでください」と言っています)

細かくはレビュー時に触れたので、そちらを読んで下さい。

またバッテリーの消費が激しくなるため、使用していません。

血中酸素濃度を測れること自体はすごく有用なことなので、今後に期待です。

HIIT以外のワークアウト

先程HIITのワークアウトを重宝しているといいました。

もちろんガーミンはHIIT以外のワークアウトを多数取り揃えております。

サイクリングやランニングを始め、25種類以上のスポーツ用アプリケーションがあります

スイム、ゴルフ、ヨガ、筋トレ、スノーボード、テニス、ボルダリングなどなど。

GPSや運動の回数、距離、時間、目標設定などスポーツに適した機能が利用できます

またその運動の記録もされるので、振り返りに最適

自分が良く行う運動のワークアウトを使うと良いでしょう。

僕は、サイクリングではサイクルコンピュータでデータを取っているので、サイクリングのワークアウトは使用していません。

また筋トレをよくやっているのですが、特に記録する気がないので筋トレのワークアウトは使っていないです。

ただ、鍛えた筋肉の部位が画像でわかり、種目別に回数を記録できるので便利です。

そのため、筋トレ初心者や本気で筋トレをする方にはぜひ使っていただきたい機能です。

僕も本気で筋肉の増量を目指す際は使用しています。

ヘルススナップショット

2分間で安静時の心拍数、心拍変動、血中酸素レベル、呼吸、ストレスを記録します。

正直な話、僕はどういう時この機能を使えばよいか分かっていません。笑

健康指標はスマートウォッチを装着していれば常に測ってくれますし、、

そのため、この2分間をわざわざ記録する必要性がわかりません。

どなたか教えてください。笑

水分補給トラッキング

毎日の水分摂取量を記録します。

水分補給の目標を運動で失った量に応じて自動に設定することも可能。

摂取した水分を管理したい方には便利な機能です。

タッチ決済 Garmin Pay

登録したSuicaやクレジットカード、デビットカードをスマートウォッチだけで使用できます

キャッシュレス化が進んでいる現在では非常に便利な機能です。

ただ問題なのが、Garmin Payに対応しているカードが少ない点

2022年8月現在の対応カードは

三菱UFJ銀行/MUFG Bank, Ltd. : VISA

PayPay銀行株式会社/PayPay Bank Corporation

ソニー銀行株式会社/Sony Bank Incorporated

Suica™

https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-pay/banks/

これではほとんどの人はSuicaで使用するだけになるかと思います。

でも使用できるクレジットカードを持っていなくても、Suicaなら使える場所も多いので、Suicaをよく使う人はGarmin Pay自体はかなり使えるでしょう。

僕は通勤が自転車であることと、Suica以外のキャッシュレスサービスを使うことが多いため使用してません。

スマートウォッチだけで決済できるのはほんとに便利なので、対応カードが増えることを非常に強く期待しています。

ミュージック

Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどの音楽配信サービスからプレイリスト同期し、最大650曲をウォッチに保存できます(各ストリーミングサービスのサブスクリプション契約が必要です)。

Bluetoothイヤホン(別売)をペアリングすればスマートフォンなしで音楽を再生できます。

とのことです。

スマホ無しで音楽を聞けるようになるため、日常はもちろん、ランニングなどの運動時に非常に使い勝手がよろしいと思います。

音楽をよく聞く方にとっては無くてはならない機能になるでしょう。

ただ、バッテリーの消費は増えるそうなので注意

ヘビーに使える機能ですが、僕は音楽を聴く習慣がないため使用していません。

女性のための健康トラッキング

生理周期や妊娠をトラッキングする機能です。

生理周期トラッキングは、生理のデータを入力することで、生理期間までの日数を表示。

また、運動や栄養のアドバイスが提供されます。

妊娠トラッキングは、心拍数などの他の健康データと共に妊娠の経過を確認する機能です。

妊娠週ごとに栄養や運動、体重など体調管理のアドバイスが提供されます。



実際に試してみよう

ガーミンのスマートウォッチは本当に多機能です。

紹介しきれていない機能はまだまだあります

便利なのは良いことですが、こんなに多いと迷ってしまいますよね。

そんなときは、気になった機能からとりあえず試してみるという使い方で良いと思います。

僕の意見を参考に、自分にあった使い方を見つけていただければ幸いです。


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